時間と記憶と意識



「過去も未来もない、あるのは今だけだ」という屁理屈をこねる夢想家もいるが、とりあえず過去はあることを証明できれば・・・


夢の中で、舞台は急に変わり、それを変に思うこともなく意識は次の展開にそのまま順応しているが、


これは過去を忘れている、というか、覚えていないというか、意識していないのだろう。


大量飲酒して酩酊して記憶がなくなるという場合、たとえば、翌朝起きて前の晩飲んでから一体どのようにして帰宅して寝たのか、まったく記憶がないことがあるであろう。


普段、人間は、前の晩、何時に寝たとか、寝る直前までの自分の行動を記憶しているものだ。


そして、朝起きたときも、中長期の記憶のおかげで自分の同一性に違和感を感じることなくアイデンティティを維持できているのだ。




ここから本題だ。



記憶が働かないと、人は何をどう考えるだろうか?


その場その場をしのぐだけの刹那的な存在になるだろう。本能のおもむくまま、腹が減れば食べられるものを探し、怖そうなものがいないか警戒し、疲れたら寝る。恐怖と飢えと満腹感と怠慢の日々を過ごすだけだろう。そこに自分とは何かを考えるような高度な思索は起こらない。何か変わったことがあれば不思議だなあと思うことはあっても、それ以上考えることはしない。まるで、正常人が夢の中で体験するようなことだ。夢の中のほうがまだ少しは考える、記憶が完全にないわけではないから明晰夢のようにこれは夢の中の出来事だとか、前にも見たことのある夢だとか認識することが可能だ。。。


「未来も過去もない」と屁理屈論者へは、少なくとも過去は存在する、それは記憶が証明していると反論することができる。



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